大切な人の死から立ち直れない。辛い現状の乗り越え方は?

大切な人の死から立ち直れない。

家族や親、友人など、身近な存在であればあるほど、心に受ける痛みも強く大きくなります。

そんなショックな出来事から立ち直れない。

乗り越えなければいけないと分かっていても、大切な人の死から立ち直れない。

そんな時、どうすれば大切な人の死を乗り越えられるのか?

その乗り越え方と対処法の2つを考えてみたいと思います。

大切な人の死から立ち直れない方は参考にしてみてください。

※今回紹介する方法を実践しても、人によっては効果がない場合もあるのでご了承ください。

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目次

大切な人の死から立ち直れない原因は?

ある程度の時間が経過したのにも関わらず、大切な人の死から立ち直れない場合、本質的な原因は自分の中にあります。

たとえば

・自分の心が納得できない。
・自分自身が認めたくない。
・まだ心の整理ができていない。
・過度な感情移入で自分で自分の心を傷付けている。
・起こってしまった出来事から目を背けている。など。

そのほかにも多数の心理的、精神的な理由から、立ち直る妨げになっているのです。

なので、その心理的原因を解消してあげる。

自分自身を納得させる。自分自身を否定しない。など。

そういう前向きな対処をしないと、いつまで経っても大切な人の死から立ち直れない可能性が出てきます。

基礎編。大切な人の死の乗り越え方

まずは大切な人の死の基礎的な乗り越え方を紹介していきます(後で種別の乗り越え方も紹介します)。

紹介する方法としては

・顔を上げる。
・胸を張る。
・思考を前向きにする。
・部屋の空気の入れ替えをする。
・太陽光を浴びる。

・思いっきり泣く。
・可能な限り、いつも通りの生活をする。
・時間経過を待つ。
・気持ちの整理を焦らない。
・感情が落ち着くまでは可能な限り思い出は振り返らない。など。

こういった基礎的な対処方法が立ち直る下地となり得ます。

これらの方法でも立ち直れない場合は、発展させた方法で乗り越えていくことになります。

それでは、大切な人の死の乗り越え方の基礎を説明していきましょう。

大切な人の死の乗り越え方の基礎その1.顔を上げる

まずは、意識的に顔を上げましょう。

大切な人の死に直面すると、無意識のうちに顔が下を向き、気分が落ち込みやすいです。

そのため、意識的に顔を上げて、気分の落ち込みを少しでも和らげることが大切となります。

大切な人の死の乗り越え方の基礎その2.胸を張る

顔を上げる理由と同様で、落ち込み具合がひどいと肩を落としてうつむいてしまいます。

気持ちを切り替えるためにも、胸を張って前を見れるように、姿勢には気を付けてください。

大切な人の死の乗り越え方の基礎その3.思考を前向きにする

また、大切な人の死を経験した後は、思考が後ろ向きになりがちです。

後悔したり、自分を責めたり、気持ちや思考が過去に戻りたい。

前に進みたくないと言って、立ち直りの妨げになります。

なので、可能な限り思考を前向きにするように意識してください。

自分を責めたい気持ちを堪え、前に進むことに意識を集中させると良いでしょう。

大切な人の死の乗り越え方の基礎その4.部屋の空気を入れ替える

気持ちの切り替えをするなら、部屋の空気の入れ替えをしてみてください。

大切な人の死を経験すると、室内の空気が重苦しい空気で満ちている場合があります。

そういった重たい空気を入れ替えることで、気持ちのリセットをしやすくする効果があります。

大切な人の死の乗り越え方の基礎その5.太陽光を浴びる

大切な人の死を乗り越えるなら、太陽光を浴びることを心掛けましょう。

太陽光を浴びる理由としては、暗い室内から明るい外に出ることで気持ちを明るくする。

気分転換。暗い気持ちを多少なりとも明るくする。などの効果があります。

大切な人の死の乗り越え方の基礎その6.思いっきり泣く

人前では気丈に振舞っていても、一人になった時は気持ちを吐き出すのも重要な要素となります。

自分の中からあふれる気持ちに身を任せ、思いっきり泣いておくと、立ち直りが早くなる可能性があります。

注意点として、泣かずに我慢しすぎると、泣くタイミングを逃し、大切な人の死を素直に泣くことができなくなり、立ち直りが遅くなる可能性もあります。

大切な人の死の乗り越え方の基礎その7.可能な限り、いつも通りの生活をする

大切な人の死を経験しても、可能な限り普段通りの生活を意識する。

そうすることで、大切な人の死という心のダメージを最小限に抑えることができます。

いつもの日常を再現することで精神の安定を図っているわけです。

大切な人の死の乗り越え方の基礎その8.時間経過を待つ

どんなに気丈に振舞っても、大切な人の死は耐え難いものです。

そんな状態を乗り越えるには、適切な時間経過が必須だと言えるでしょう。

ただし、どれだけ時間が経過したとしても、大切な人の死を完全に乗り越えるのは難しいです。

大切な人の死の乗り越え方の基礎その9.気持ちの整理を焦らない

大切な人の死を経験した場合、気持ちの整理を焦らないでください。

仕事や生活があるから早く立ち直らないといけない。

そう思い込んでしまいがちですが、自分にとっての大切な人が亡くなったのですから、気持ちの整理には多大な時間が必要となります。

周囲に流されず、自分が納得できる形で折り合いを付けないと、いつまで経っても大切な人の死を乗り越えられない状態が続きますのでご注意ください。

大切な人の死の乗り越え方の基礎その10.気持ちが落ち着くまでは思い出を振り返らない

大切な人が亡くなった場合、故人を思って写真や動画など、故人との思い出を振り返りたいと思うはずです。

ですが、亡くなった直後などは、こういった行為は最小限に留めてください。

故人との思い出を振り返るのは、どんなに早くても葬儀などがひと段落し、自分の気持ちに余裕が生まれてからにしてください。

なぜなら故人との思い出を振り返るのは、自分自身の心の傷をえぐる行為に等しい行為だからです。

故人との思い出を再確認することで、もう一度会いたいという気持ちを悪化させ、心を苦しませてしまう危険があるからです。

人によってはうつ病などのキッカケになる可能性すらあるので、気持ちが安定しない内は思い出を振り返るのは最小限に留めておいた方が良いでしょう。

大切な人の死から立ち直れない時の対処法は?

大切な人の死の乗り越え方の基礎は試した。

だけど、やっぱり大切な人の死から立ち直れない。

そんな時、どういう対処をしたら立ち直るキッカケになるのか?

ここからは、大切な人の死から立ち直れない時の対処法を紹介していきたいと思います。

紹介する対処法は以下の項目になります。

・葬儀後もひたすら忙殺する。
・心に栄養を与える(笑顔を増やすなど)
・期間を設定して気持ちを切り替える。
・乗り越えずに引きずり続ける。

・天国に安心を届ける
・大切な人に顔向けできる生活をする。
・残ったものを守るために切り替える。
・周囲から元気を分けてもらう。

・ペットを飼ってみる。
・死に固執しない、割り切る。
・死別ソングを聞いて気持ちを切り替える。
・大切な人へ手紙を書く。

・カウンセリングを受ける。
・名言から立ち直るキッカケを掴む。
・新しい目標を持つ。
・創作物に没頭する。

大好きな人との死別から立ち直りたい方は参考にしてみてください。

大切な人の死から立ち直る方法その1.葬儀後もひたすら忙殺する

葬儀関連の出来事がややこしかったり、忙しいのには理由があります。

それは、残された遺族を忙しくさせることで、亡くなった方への悲しみを誤魔化すためです。

なので、大切な人の死から立ち直れないなら、その忙殺の状態を継続させてしまうという方法が取れます。

仕事量を増やす。用事を増やす。など。

そうやって忙しく振舞って、心や気持ちが安定するまでひたすらに忙殺する。

方法の一つとしては有効なやり方ですが、オーバーワークで倒れる危険があるので実践する場合は注意が必要です。

大切な人の死から立ち直る方法その2.心に栄養を与える(笑顔を増やすなど)

大切な人の死から立ち直れないという場合、心の修復力が足りないという可能性があります。

肉体だって、栄養素が足りないと自己修復力が落ちてしまいます。

大切な人の死という多大なストレスと悲しみが降りかかり、心の力が尽きてしまっている。

そのため、立ち直るために心を修復しようとしても、エネルギーが足りず、回復できない状態になっているのかもしれません。

とくに、大切な人の死を経験した後はふさぎ込む状態になりやすいです。

そんな状態では、心のエネルギーもすぐに尽きて、回復もままならない状態になりやすいです。

なので、優先すべき事柄は、自分の心を回復させるために尽力すること、となります。

心の傷を癒す場合、まずは自己否定や自分を責めることを止めましょう。

そして、食事をしっかりと取る。

一人の時間を作り、故人への感謝や楽しい思い出を振り返る。

溜まった悲しい気持ちを吐き出す。

笑顔になれることを体験する(故人の写真と笑顔になれる話をするなどでも可)。

食事をしっかりと摂取して、笑顔を増やすことで、心にエネルギーを与えることができます。

その心のエネルギーを使うことで、大切な人の死から立ち直るキッカケを作ることができます。

大切な人の死から立ち直る方法その3.期間を設定して気持ちを切り替える

いつまで経っても大切な人の死を受け止められない。

こんな苦しみがいつまで続くのか?

そう思ってしまう方は、期間を決めて悲しみを乗り越えるという方法もあります。

例えば、大好きな人が亡くなって1ヶ月は悲しみを全開にして悲しむ。

だけど、1ヶ月を超えたら気持ちを切り替えて前を向く。

こういう感じに自分の心境に合わせて期限を設定し、その期限内で気持ちの整理をするという方法になります。

心の傷は時間が癒してくれるとは言いますが、乗り越えられる期間は人によって異なります。

だからこそ、自分の気持ちが整理できそうな期間を設定し、その期間内で気持ちを整えることが大事です。

また、自分の心境によって延長したり、短縮することもできるので、時間を使って死の悲しみを克服したい人に向いているやり方と言えます。

大切な人の死から立ち直る方法その4.乗り越えずに引きずり続ける

大切な人が死んでしまった。

立ち直らないといけない。

元気にならないといけない。

悲しみを乗り越えないといけない。

そう思い込んで無理をしてしまう場合もあります。

ですが、大切な人の死を無理に乗り越える必要はありません。

大切な人の死を引きずりながら前に進むという選択肢もあるのです。

死を乗り越えるなんて忘れるみたいでイヤ。

大切な人のことをずっと思い続けたい。

そういった人は、大切な人への想いを胸に秘めながら前に進めるように努力してみてください。

決して忘れるわけではない。

思い出せば何度でも泣いてしまう。

それでも前に進む。

気持ちを前向きにして生きていく。

そういう選択をすることもできます。

大切な人の死から立ち直る方法その5.天国に安心を届ける

大切な人が亡くなった。

その悲しみに打ちひしがれてしまうのは当然です。

葬儀が終わり、書類関連がひと段落しても立ち直れない人も少なくないです。

ここで考えて欲しいことがあります。

大切な人の死を嘆き悲しむ自分の姿を、天国から見ている大切な人はどう思うのか、を。

自分のせいで残された人が悲しみから抜け出せない。

泣いてばかりで立ち直れず、心配で仕方がない。

死んでしまって申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまう。

天国から見守ってくれている大切な人は、こんな気持ちに囚われてしまいます。

こんなふうに天国に旅立った大切な人をあの世から心配させたいですか?

不安や心配をさせていいのですか?

よくないはずです。

だからこそ残された人にできることは、天国から見守ってくれる大切な人が安心できるように振舞うことです。

悲しみに明け暮れるのは悪いことではありません。

泣きたいときは泣けばいいのです。

でも、大切な人が心配するほど引きずらない。

大切な人が安心できるように、心を強く保つように心がけましょう。

そして、ゆっくりで良いので心を立ち直らせていってください。

大切な人の死から立ち直る方法その6.大切な人に顔向けできる生活をする

大切な人との別れがあり、立ち直ることができない。

そんな状態になった時、大切な人へ顔向けできる自分を想像してみてください。

いつか自分が死んで、あの世に行って、大切な人に再開できた時、自分は大切な人に顔向けできる人生を歩めたと自信を持って言えるでしょうか?

顔向けできないような、情けない人生を過ごしてしまったと後悔しないためにも。

天国の大切な人に顔向けできる生活を心掛けようという立ち直り方となります。

大切な人の死から立ち直る方法その7.残ったものを守るために切り替える

大切な人との死別から立ち直りたいなら、気持ちを切り替えることも重要です。

しかし、大切な存在だったからこそ、簡単には気持ちを切り替えることができません。

そこで力を貸してもらうのが、死別した相手以外の大切な人の存在です。

たとえば親が死んだ場合、残された別の家族(妻や夫、子供や兄弟など)そういう存在のために自分自身の気持ちを切り替える。

自分がしっかりしないと残された人が立ち直れない。

そう思って悲しみをこらえ、自分の気持ちを切り替える。

そうすることで、一時的にとはいえ立ち直ることができます。

ただし、一人になった時に、我慢していた悲しみを解放してあげてください。

残された家族のためとはいえ、我慢しすぎると心の傷を癒す時期を逃し、延々と立ち直れない状態になってしまう危険があります。

大切な人の死から立ち直る方法その8.周囲から元気を分けてもらう

大切な人の死に直面し、自分だけの力では立ち直れない。

そんな状況に陥る可能性もあります。

そのようなときは周囲の人々から元気を分けてもらいましょう。

残された家族や友人など、可能な限り笑顔になれる状態を作り、辛い気持ちを和らげていきましょう。

ただし、周囲から元気を分けてもらいたくても、周囲が気を遣ってしまい、元気が貰えないこともあるので注意が必要です。

大切な人の死から立ち直る方法その9.ペットを飼ってみる

大切な人の死を乗り越えたいなら、ペットを飼ってみるという選択肢もありです。

とくに、生まれたてのペット(大切な人が死んだ日に生まれた動物)などは、大切な人の生まれ変わりのように接することも可能です。

大切な人の死後は気分も落ち込みがちです。

けれどペットはそんなことはお構いなしに元気に動き回ります。

そんなペットの元気な姿を見て、悲しみに満ちた心に生気を吹き込んでくれます。

やがて、自分がしっかりしないとペットが死んでしまう。

そういう気持ちになり、ペットのために心を動かせるようになっていくのです。

ペットとの生活が、大切な人の死を克服するためのエネルギー源となってくれるわけです。

なので、大切な人の死を乗り越える方法を探しているなら、ペットを飼うのも選択肢の一つとなります。

大切な人の死から立ち直る方法その10.死に固執しない、割り切る

大切な人が死んだ。

嘆き悲しみ、後悔することもあるでしょう。

そうやってひとしきり悲しみに暮れたなら、死を割り切り、立ち直るという方法もあります。

いくら大切な人の死を嘆いたところで結果は変わらない。

悲しくて泣いても良いが、気持ちが落ち着いたら前に進む。

大切な人のことを想っても、その想いを届ける相手はもういない。

どれだけ想いを募らせても、いない者はいない。

だからこそ、大切な思い出を胸にしまい、大切な人の死に固執しないように気持ちをコントロールする。

己の気持ちをコントロール出来る人や、物事をサッパリと割り切れる人に向いている方法となります。

大切な人の死から立ち直る方法その11.死別ソングを聞いて気持ちを切り替える

死別ソングを聞いて、大切な人の死を乗り越えようという案。

選択肢としてはアリですが、効果のほどは微妙な方法と言えます。

死別ソングは、自分の置かれた状況と合致した曲がないと、心に響きません。

また、普段から死別ソングを聞いて備えているなら選曲もできますが、普段から死別ソングを聞かない人には向いていない方法となります。

さらに、大切な人の死に直面した状況で、音楽を聴く気分にならないことも多々あります。

こんな感じにデメリットも多く、良い曲があったとしても、数分で終わってしまうので、気持ちの切り替え時間としては短いという難点もあります。

それでも死別ソングを聞きたい人は、時間がある時に良さげな曲を探しておくと良いでしょう。

大切な人の死から立ち直る方法その12.大切な人へ手紙を書く

大切な人の死から立ち直れない。

そんな時は、大切な人へ手紙を書いてみてください。

手紙に書く内容は何でもいいです。

今までのお礼。日常の出来事、思い出。後悔。謝罪。再会の約束など。

今の自分の気持ちを手紙に書き出して、それを大切な人の前(写真やお墓の前など)で「読んで」で伝えてください。

朗読で伝えるのは、声に出して読むことで自分自身の気持ちの整理にもつながるからです。

そして声に出すことで、天国の大切な人に言葉を届けるという意味合いを持つことになります。

手紙を書くことで、伝えられなかった言葉、伝えたい言葉を届けることができます。

後悔や謝罪など、贖罪の気持ちを相手に伝えることもできます。

気持ちが揺らぐ時に、精神の安定を図る効果もあります。

1年ごとに近況報告という形で手紙を書くという方法だってあります。

亡くなった方との接点を持ちたい。

後悔をしたけど、大切な人を忘れたくない。

大切な人のために何かしたい。

そういったタイプの人に向いている立ち直り方だと言えます。

大切な人の死から立ち直る方法その13.カウンセリングを受ける

大切な人の死から立ち直れずに、長期的に気持ちが沈む。

そういう人は、大切な人の死というショックから、うつなどの精神的な病気になっている可能性があります。

いつまで経っても立ち直れないという方は、病院に行ってカウンセリングを受けてみるのが望ましいでしょう。

大切な人の死から立ち直る方法その14.名言から立ち直るキッカケを掴む

世の中にはたくさんの名言があります。

その名言を自分なりに落とし込み、大切な人の死と向き合い、立ち直るという方法もあります。

作品の中から、自分の状況に合った名言を探す必要があるので、普段から名言に触れる機会の多い人に向いている方法となります。

また、名言を少しアレンジして、自分の状況に合わせることも可能です。

なので、自分の心を奮い立たせる名言を探しておくと、いざという時に役立つかもしれません。

ただし、名言を受け取るタイミングが悪いと、その名言を嫌いになる可能性もあるので注意してください。

大切な人の死から立ち直る方法その15.新しい目標を持つ

大切な人の死から立ち直るために、新しい目標を持つという方法もあります。

大切な者を失ったことへの喪失感に対して、新しい目標を設定することで乗り越えようという寸法です。

目標を設定することで、その目標を達成するために尽力する。

その結果、新しい目標に意識が集中し、時間経過によって大切な人を失った悲しみを誤魔化すことができます。

目標は達成できなくても問題はありません。

真の目的は、大切な人の死に固執しないようにすることなので、新しい目標に夢中になっている時点で成功といえます。

大切な人の死から立ち直る方法その16.創作物に没頭する

大切な人の死から抜け出す方法の一つとして、創作物に没頭するという方法もあります。

創作物は制作するのに集中力や時間を要します。

そのため、大切な人の死を考える時間を減らすという意味でも有効となります。

ほかにも、創作物を作るというやりがいが生まれるので、新しい趣味や目標として活用することも可能となります。

どうしても大切な人のことが忘れられないなら、死別した大切な人を想った創作物を作るという方法もあります。

たとえば、大切な人を書いたイラストや思い出を元にした小説など。

誰かに見せるわけではなく、自分が納得できる仕上がりに出来ればいいのです。

凝り性の方は、最初の作品が納得いかない可能性も高いです。

だからこそ、次はもっとうまく作りたいと熱中しやすくなります。

そうすれば、作品作りにハマって、大切な人の死を一時的にでも忘れることができるようになります。

やがては悲しみを乗り越えて、作品作りを趣味の一つにすることも可能となります。

気持ちの整理が付いたけど、元気が出ない場合

大切な人の死に対して、それなりに心の整理が付いた。

だけど、やっぱり大切な人がいない生活はさみしいし、つらい。

気持ち的にはだいぶ立ち直っているけど、以前のような元気が出ない。

そんな時に使えるかもしれない気合の入れ方も紹介しておきます。

まず、精神を集中させてください。

目を閉じて呼吸を整えるだけでもOKです。

呼吸を整えたら、身体の内側から悲しみやくやしさなどの溢れる感情を放出するようなイメージで心の中で叫んでください(抑えても声が少し漏れるくらいのパワーを出すと良い)。

感覚としては、散漫な気持ちを一点に集めてそれを少しずつ放出するようなイメージ。

分かりにくければ、小さな雄たけびから大きな雄たけびにしていくようなイメージをしてください(叫んでいる間も可能な限り精神を集中させ続けてください)。

この方法を活用することで、大切な人を失った自分自身に活(気合)を入れることができます。

そしてダダ下がりのテンションを意識的に向上させることで、無気力状態から一時的にですが復活できます。

大切な人の死から、ある程度立ち直るまで、継続的にこの方法を行っていけば、比較的早く立ち直れる可能性があります。

まとめ

大切な人の死の乗り越え方や立ち直れない人向けの立ち直り方を紹介しました。

いつかは訪れる別れの時とはいえ、実際に経験するとショックは大きい物です。

人によっては体調を崩し、そのまま後を追うように亡くなる方だっています。

大切な人の死は耐え難いものですが、多くの人は自分なりの方法で、つらい気持ちを乗り越えていきます。

今回の記事は、そういう耐え難い気持ちに直面した人の立ち直るキッカケの方法を紹介したものとなります。

紹介した方法が役立つか、活用できるかは当人次第となります。

大切な人を亡くした人の役に立てば幸いです。

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