台風への備えで大切なこと。備えておくべきものは何?

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台風への備えで大切なことや備えておくべきものって何があるか?

自然災害は怖いものですが、準備が可能な台風なら、多少の準備や防災ができます。

では、台風への備えで大切なこと。備えておくべきものは何があるかを考えてみたいと思います。

台風を甘く見て、被害に遭わないように気を付けましょう。

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目次

台風への備えで大切なことは?

台風への備えで大切なことは

・慢心しないこと。
・ギリギリまで粘らないこと。
・情報収集はしっかりすること。
・近隣住民と連携を取れるようにしておくこと。
・思い込みを捨てること。
・事前準備はしっかりしておくこと。

こういった備えを大切にしていきましょう。

1つずつ解説していきます。

台風への備えその1.慢心しないこと

台風への備えで大切なことは、慢心しないことです。

日本人は毎年来る台風にある程度慣れてしまっています。

そのため、強い台風が来ても、毎年体験している台風だから大丈夫だ。と油断してしまうわけです。

そして、その油断が命取りになって命を落とすケースも少なくありません。

よって、毎年来る台風だからといって油断しないこと。

大事な心構えの一つと言えるでしょう。

台風への備えその2.ギリギリまで粘らないこと

台風が接近、通過して非難指示が出るか出ないかのギリギリの状況でも、まだ大丈夫と自分に言い聞かせて、避難場所まで行きたくない、家から離れたくないなどの理由から行動しない。

こういったギリギリまで行動しない状況は、場合によっては周囲にまで迷惑をかけます。

そうならないためにも、可能な限り早めに行動しましょう。

台風への備えその3.情報収集はしっかりすること

台風の現状を知るためにも情報収集は必要不可欠です。

事前情報ならテレビでもOKですが、通過中は停電のリスクもあるので、ラジオを用意しておきましょう。

電池式ラジオだと電池切れの心配があるので気を付けてください。

こういう場合、手巻き式のラジオを持っていると重宝します。

台風への備えその4.近隣住民との連携ができるようにしておく

台風が来て、いざ問題が発生した時、近隣住民との連携が必要になるケースもあります。

そんなときに上手く連携が取れないと、命の危機に直面する事態になりかねません。

よって、日頃から近隣住民との連携ができるように最低限の交流くらいはしておいた方が無難です。

台風への備えその5.思い込みを捨てる

台風対策をする場合、テレビから情報を入手する人も多く、テレビでやってたから信用する、という人も多くいます。

とくに、非難する場合、運動靴が良いという情報を信じて、運動靴で避難しようとする場合もあります。

しかし、ひも靴のような運動靴で浸水した道を通ると逆に危険です。

ほどけた靴紐が絡まったり、ほどけた紐を踏んで転倒する危険もあります。

なので、非難する際の恰好は本当にそれでいいのか、今一度考えて、思い込みを捨ててみると良いでしょう。

台風対策で家で出来ること、屋外編

台風への備えで大切なことは、事前準備をしっかりとすることにあります。

では、どんな事前準備をすれば台風対策として有効なのか?

状況別に準備しておくと良いことを紹介していきましょう。

台風接近の前に屋外で備えておくべきことは

1.屋根に雨漏りなどの異常がないかを確認しておく(屋根瓦などの補強もしておく)。

2.雨どいや側溝の掃除をして水の流れを良くしておく。

3.庭木の手入れをしておく(木々が重なってると、風の影響を強く受け倒木の危険あり、折れた木が窓ガラスを割る可能性もある、ただし手入れした木々を処分できないなら見送った方が良い)

4.エアコンの室外機にカバーをかけ、固定する(雨風、飛来物による故障防止)

5.自転車や植木鉢などの軽くて飛びそうなものを室内に入れるかロープで固定する。

6.雨戸やシャッターが使えるか確認しておく(雨戸などがない場合、ベニヤ板を固定して貼るのも有効だが、飛ばされると危険なのでしっかり固定する必要がある)

7.車を車庫などの安全な場所に移動させておく。車庫がないなら車にカバーをかけて飛来物から守る。

8.低地の居住者は土のうを用意しておく。

9.避難場所までの道順を再確認しておく(工事中で通れないなどのアクシデント回避のため)

屋外に関してはこういった点に注意しておくと良いでしょう。

台風対策で家でできること、室内編

台風に対する備えは室内でもあります。

室内用の台風対策として

1.家財道具や水没したらまずい物を高い場所に移動させる(浸水しても被害を最小限に抑えられる)。

2.生活用水や充電の確保(断水や停電でライフラインが途切れる可能性もある)。

3.防災、非常用品の確認、準備をしておく。

4.ハザードマップを確認しておく(避難場所の確認)。

5.避難場所を決めておく(家族間で話し合い)。

6.家族間での連絡方法を確認しておく(一緒にいるとは限らないので)

室内ではこういった点に注意しておきましょう。

防災、非常用品は何を用意すればいい?

台風対策として防災用品や非常用品を用意しましょう。

そういわれることはありますが、実際にはどんなものを用意すればいいのでしょうか?

非常用品の候補としては

・リュックサック
・カッパ、レインコート(非難時に傘だと誰の物か分からなくなるため)
・防水カバー(リュックサックが濡れて、中身まで濡れるのを防ぐ)

・懐中電灯。
・携帯ラジオ(乾電池(手巻きラジオでも良い))
・服用している薬&お薬手帳(持病や薬を飲む必要がある人は忘れずに)

・救急セット(ケガをした時の手当て用に)
・衣類&生理用品(着替えや下着、紙パンツ、オムツ、タオルなど、衣類系は圧縮袋で小分けにしておくと良い)
・軍手(障害物の撤去などでケガをする確率を下げるなど)

・ひざ掛け&使い捨てカイロ(避難場所は寒い可能性が高い)。
・ヘルメット、防災ずきん(頭を飛来物から守る)

・洗面用具(T字カミソリや保湿クリームなど)
・携帯トイレ(水害でトイレが使えなくなる可能性もある)。
・トイレットペーパー(共同で使うトイレだと無くなる危険がある)

・エアーマット、エアー枕(避難所の床は堅いので長時間いると痛い)
・予備のクツ(移動時に雨でずぶ濡れになるので、帰るときや動き回る際に)
・ゴミ袋またはビニール袋(濡れた品や使用済みの品などを袋で分けたい時に活用できる)

・割りばし、スプーン(食事をしたい時に、用意している食料によって必要性は変わる)
・アイマスク。耳栓(周囲がまぶしい、騒がしい、そういうストレスを感じる場合、とくにペットなどの鳴き声でイラついてしまう人は必須)

・非常用食品(飲料水、レトルト食品、缶詰(缶切りが必要なら用意)、クラッカー、粉ミルク(哺乳瓶も)など)

・マッチ、ライター(火を起こしたいなら)
・ロウソクやランタン(停電用)
・携帯ボンベ式コンロ(非常用食品を調理するため、用意する食品によっては無くてもいい、室内で使う場合、一酸化炭素中毒には注意)

・スリッパ(靴下が汚れても良い人はいらない)
・家族の連絡先リスト(ケガなどで他人から家族に連絡を入れてもらうために必要)
・貴重品(カギ類、通帳、印鑑、身分証明書、現金1万円(小銭が望ましい))

・災害用スマホ充電器(現代はスマホで情報収集する人も多いので用意しておくと便利)

・熱さまシートなど(避難することで環境が変わるため、熱が出る可能性があるので)

・筆記用具(何かを書いたりする場合に)
・爪切り(爪が欠けた時など用)
・石鹸(避難場所で清潔にしたいなら)

・綿棒(耳掃除用)
・歯ブラシ(避難生活が長期化した時に重宝する)
・マスク(不特定多数の人が集まるので、病気の予防に)

・予備の眼鏡(事故で壊れた時用、コンタクトでも可)
・ティッシュ、ウェットティッシュ(汚れを拭いたり、手を除菌したりできる)
・寝袋(避難先の人数が多く、布団が足りない時などに重宝する)

・リラックスできるもの(避難すると、これから先に不安を覚えストレスを抱えやすいです、なので、リラックスできるものを用意しましょう。たとえば、良い香りのするハンドクリームとか、邪魔にならない感じの品物がベストです)

これらの品は、あくまで一例となります。

人によってはいらない品。人によっては足りない品があると思います。

紹介した物をすべて持っていく必要はありません。自分にとって最低限必要な荷物を厳選しておきましょう。

目安としては、リュックサックに入る分+両手が自由に使えるくらいの量がちょうど良いです。

台風が来た時の行動は?

台風が来た時の行動はどうすればいいのか?

1.接近前に事前準備を終わらせる。
2.台風が通過中は不要不急の外出は避ける。
3.避難する場合は一人で行動しないこと。浸水している場所を通る時は、杖や木の棒などで、地面の様子を確認して歩く。

4.停電した場合は、慌てずにロウソクなどで明かりを確保する。
5.台風が通過、または温帯低気圧に変わっても、風は強いままなので数時間は様子を見る(台風通過後、約11時間ほどで吹き返しも収まり台風は消滅する)。

ざっとした流れを紹介しました。

基本的に台風は接近前の事前準備で大半は終わります。

あとは室内にこもり、台風が通過するのを待つだけです。

避難が必要な場合は、単独行動はせずに複数人で行動してください。

台風が通過した後は油断しがちで危険です。吹き返しは強力な突風を吹かせるので、飛来物に注意してください。

台風への備え、接近、通過中

台風が接近、通過中にも対策を取ることができます。

1.ガケ付近に住んでいる人は念のため非難しておく(ガケ崩れは台風が通過した後でも油断ならないから怖い)

2.エレベーターは使わない(いつ停電してもおかしくないので)

3.川や海、水たまりの付近には近づかない(マンホールの蓋が水圧で外れている危険があるので足元注意)。

4.通過中は外に出ない(外に出て命を落とす人が多数いる)

5.非難する時は近隣住民と一緒に避難する(一人だと流されても気が付かれない)

台風が接近、通過中でもできる行動は多々あります。

むやみに動き回らないように気を付けましょう。

台風で外に行けなくて退屈。室内で出来る暇つぶしは?

台風が通過中で室内から出られなくて退屈。

もしくは、避難場所で暇を持て余してしまう可能性もあります。

そこで、台風の通過中の避難所で出来る暇つぶしの方法を考えてみたいと思います。

候補としては。

・カードゲーム(トランプなど、声は出さないように)
・花札
・UNO(ウノ)
・オセロ
・スマホ(充電を気にしないなら)
・本、文庫本(小説などが長く時間をつぶせる)
・kindle、またはiPad(スマホを使わず時間をたくさん潰せる、持っていれば)など。

大きな音を立ててしまうような品は避難所では好まれません。

とくにパソコンやゲーム機のカチャカチャ音が不快な人もいますので、避難所に音が出る系の品は避けた方が良いでしょう。

なので、避難所で使える暇つぶしは、ほぼ無音で遊べる品となります。

ただし荷物になるので、大きすぎず、音のしないで長時間使える品を考えてみましょう。

停電中でも食料は食べたい。台風でおすすめの食べ物は?

台風によって断水や停電になってしまうと、食料の調理ができなくなります。

なので、停電中でも使えるのは調理をしないで食べられる食べ物に限定されます。

候補としては

・温めずに使えるレトルトカレー(ご飯がないならパンでもイケる)
・パン
・缶詰。

・ビスケット類。
・シリアル。
・作り置きのおかず。など。

現在では、災害用のアイデア料理を提供しているところも多いので、自宅で料理ができる状態なら、そういったサイトを調べて献立を決めても良いと思います。

■停電でもガスが使えるなら?
※ガスを使う場合、閉め切った室内だと一酸化炭素中毒の危険があります。換気をしっかりしてください。

・パスタ。
・パックご飯(茹でて温めるなどの工夫が必要)
・インスタントラーメン。など。

ガスが使えれば作れる品のバリエーションが一気に増大します。

手間や時間などはかかりますが、作れる品が多ければ余裕も生まれやすいでしょう。

台風への備え、通過後

台風が通過したからもう安心だと判断してすぐに外に出るのは危険です。

通過した後の台風には吹き返しがあります。

吹き返しの風には台風並みの威力が残っているため、飛来物が飛んでくる可能性があります。

よって、台風の被害状況を確認するためとはいえ、不用意に外に出ると、思わぬケガにつながる危険があるので十分に注意しましょう。

吹き返しは台風が通過し、約半日(約11時間ほど)経過すると落ち着きます。

外の様子を見ながら、風が落ち着いてきたら外出してもOKとなります。

台風対策まとめ

台風対策のまとめとしていろいろ紹介しました。

台風への備えで大切なことは色々あります。

いつもと違う状況で台風を迎える可能性もあるので、可能な限りの事前準備は整えておきましょう。

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