PCのキーボードに設置されているPGUP(Page Up)とPGDN(Page Down)。分かりやすく言えば上下の矢印キー。
これらを利用していると、勝手にサイト最上部に戻されたり、最下部に落とされたりと、ストレスが溜まるようになった。
調べても専門的なことばかりで頭を抱えてしまうのだが、いろいろ調べたところ簡単な方法で元に戻ったので、その方法を備忘録として残しておきたいと思います。
Windows10で矢印キーでスクロールすると勝手に上に戻る状態

状態をおさらいすると、
このような状態になった場合、とりあえずPCの再起動を試みておきましょう。
それで直れば問題はないですが、直らない可能性も高いです。
で、いろいろ調べて分かったんですが、今回の場合、ちょっとした設定をすれば簡単に直ります。
PGUPとPGDNのスクロール量がおかしい場合の対処法

手順はとても簡単で
1.ネットを開く。
2.キーボード上部にあるF7キーを押す。
3.キャレットブラウスをオフに設定する。
以上です。
これだけの工程でスクロールの異常が元に戻りました。良かった。
※スクロールが勝手に動く原因は複数あるので、この方法ですべてのスクロールの問題が解決するとは限りません。
スクロール量がおかしくなった原因は何?

ところで、PGUPとPGDNのスクロール量がおかしくなった原因はなんだったのか?
これも調べてみると、どうもキャレットブラウスというシステムがオンになっていたからのようです。
キャレットブラウズというのは、かみ砕いて言えば、キーボードでブラウザを操作できるシステムとなります。
キャレットブラウズを使うとマウスなどを使わずともテキスト移動ができるようになります。
似たような機能でカーソルブラウジングというのもあるようです。
もしかしたら名前が違うだけで、同じ機能なのかもしれません。
つまり、キャレットブラウズをがオンになっていたことで、ウェブ全体で動かすのではなく、テキスト移動という形になっていたということです。
ページの真ん中にいたとしても、テキストカーソルの位置は最上部にある。
だからPGUPやPGDNを動かすと、最上部のテキストカーソルの位置に飛んでしまう。
最下部に飛ぶ場合はテキストカーソルが最下部にあったというふうに考えられるわけですね。
※個人的解釈なので詳細が間違っている可能性もあります。
この状態の解決策は、キャレットブラウズの機能をF7を押して切ればいいということになります。
こうしてF7ボタンを押したことにより、PGUPとPGDNの機能は元に戻ったのでした。
まとめ
PGUPとPGDNのスクロール量がおかしい場合、キャレットブラウズの設定がオンになっている可能性があります。
解除するためにはネットを開いて、F7を押してみましょう。
それでも直らない場合、PCの部分的故障なども考慮する必要があるので、いろいろ検索して調べてみて下さい。
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