一人称を「俺」という女性の心理は何が考えられるか?

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一人称を俺、という女性の心理は何か?

俺という一人称は男が使用する名称となります。

その男性向けの一人称をあえて使う女性はどうして俺を選んだのか?

その心理について考えてみたいと思います。

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目次

一人称を俺にした女性の心理はなに?

一人称を「俺」に選んだ女性の心理は何が考えられるか?

考えられる心理や思考としては

・男子に混じってた過ごしていたから合わせた。
・周囲の抑圧に負けたくなかった。
・自分を強く見せたい。
・憧れてる人や尊敬する人のマネ。

・男勝りな性格で「俺」が肌に合う。
・一つの個性として使っている。
・周囲に合わせず、自分を貫いている。
・中二病で他とは違うアピールをしたくなった。

・深い意味はない。
・カッコいいから。
・俺という言葉を使うことで、疑似的、仮想的な人格を作っている。など。

こういった心理が潜在している可能性があると思います。

男だけが使える「俺」という一人称に不満があって、女性でも「俺」を使いたい。

そういった願望から俺を使っているという可能性だってあります。

こういった理由を調べれば個々によって千差万別な理由が浮かび上がってくると思います。

それでは、各項目について説明していきましょう。

一人称が俺になる女性の心理その1.男友達の一人称に合わせた

小さい頃、男友達に混じって遊んでいた。

そんなとき、友達みんな、自分のことを俺と言う。

一人だけ私なんて言うと、一人だけ違うと意識してしまう。

場合によっては、いじられたり、仲間外れにされる可能性すらある。

小さいながらも本能的そう感じ取り、周囲に合わせるように自分のことを俺と呼んだ。

その名残が続き、女でありながら俺という一人称を使うようになった。

そういう経緯を持っているのかもしれません。

一人称が俺になる女性の心理その2.周囲からの抑圧に負けたくなかった

通常、男なら俺、女なら私というのが一人称の基本となりやすいです。

とくに女性の場合、女らしくしなさい。

言葉使いを正しなさい。という感じに躾けられた人も少なくないでしょう。

そういった周囲からの抑圧で、俺という一人称を使用できなくなるのが我慢できない。

自分の呼び方を周りから強制されたくない。

そういった反発心が影響して、自分のことを俺と呼ぶようになったのかもしれません。

女なら女らしくしろ、という意見に反発して、男っぽくなろうとして俺を使っているという場合もあります。

一人称が俺になる女性の心理その3.自分を強く見せたい

女だと周囲から下に見られたり、侮られたりする。

周囲に女だからという目で見られたくない。

可能なら女であっても強そうに見せたい。

だからこそ、一人称を俺にすることを選んだのかもしれません。

俺という言葉を使うことで、女性でありながら男らしさを多少なりとも見せられる。

少なくとも弱く見られる頻度は下がるはず。

そう思って一人称を俺にしているという可能性もあり得ます。

一人称が俺になる女性の心理その4.憧れの人や尊敬する人のマネ

憧れの人、尊敬する人が自分のことを「俺」と呼んでいる。

その人のことを好きすぎるあまり、少しでもその人と同じことをしたい。

そう思って、一人称をマネしている。という可能性もあります。

たとえ一人称だけでも、憧れの人と同じにできるので、本人的には満足できていると言えます。

なので、下手に相手の一人称を見下したり、変人扱いすると、相手の逆鱗に触れる可能性があるので注意しましょう。

一人称が俺になる女性の心理その5.性格的に「俺」が合う

男勝りな性格をしているため、私という一人称がむず痒い。

どちらかと言えば、俺という一人称がしっくりくる。

だから「俺」という一人称を使用している。

そういう女性もいると思います。

仕事とプライベートを分けられる人は一人称の使い分けをして、過ごすのが無難です。

また、女は女らしい言葉使いをしなさい。

そう言われることが多いです。

でも、女らしい振る舞いや言葉使いに慣れない。肌に合わない。

だからこそ、男のような振る舞いをしたい。

男のような言葉使いをしたい。

そういった気持ちから一人称を俺に変化させたのかもしれません。

一人称が俺になる女性の心理その6.個性として使用している

一人称はあくまで、自分を表す言葉。

だからこそ、一つの個性として、俺を使うという選択をする場合もあります。

女でも俺を使うというのは、選択肢から生まれた一つの個性。

そのように割り切って一人称を使っているのかもしれません。

なので、個性という面で言えば、男性があたしというのもアリなのかもしれません。

どういった一人称を使うかは、基本的には個人の自由と言えます。

ただし、社会に出て働く場合は、使い分けないと相手に不快感を与える場合があるので注意してください。

一人称が俺になる女性の心理その7.自分の信念を貫いている

俺という一人称が好きだ。

誰が何と言おうと、俺は「俺」という一人称を使い続ける。

誰が否定しようとも、笑われても、変だと噂されても、孤独になろうとも、自分が信じる信念を貫く。

俺は「俺」という一人称を使いたいんだ。

そういった信念の元、俺という一人称を選んだ可能性もあります。

信念を貫く場合、周囲とのトラブルが想定されるので、それを踏まえて貫くかを選択する必要があります。

一人称が俺になる女性の心理その8.中二病で人とは違うことがしたい

中二病になっている場合、他の人とは違うことをしたくなりがちです。

自分は他の奴とは違う。

自分は特別なんだ。

そういう設定を作りたがります。

その足掛かりとして、一人称を俺に変えるという設定を付与しているのかもしれません。

普段は私と言うが、中二病全開の時は俺に言葉使いが変化する。

そうすることで、封じられし力の暴走などの設定に切り替えに使えるからです。

一人称が俺になる女性の心理その9.深い意味はない

一人称が俺になる女性はいます。

その多くは何かしらの理由や心理が働いています。

しかし、中にはとくに深い理由や心理もなく、ただ語感が良いから、なじみやすい言葉だからなどの理由で「俺」を使う女性もいます。

そこに深い意味はなく、ただ感覚的、直観的に良いと思った。

だから一人称を俺にした、という場合もあります。

趣味や趣向、言葉使いなどが男よりになる女性がいるように、そういった思考を持っているから一人称を俺にしたのでしょう。

一人称が俺になる女性の心理その10.カッコいいから

単純に「俺」って言葉の響きがカッコいい。

だから自分も使ってみたい。

言葉のカッコよさ、響き具合、単刀直入感、など。

いろんな要素が混ざり合い、俺という言葉にカッコよさを見い出している。

そのため、カッコいい一人称を自分も使ってみたいという心理になり、一人称を俺にしたのかもしれません。

何をカッコいいと思うかは人それぞれなので、そのことを他人から指摘されても当人の気持ちは揺らぎにくいです。

一人称が俺になる女性の心理その11.俺を作ることで仮想的な人格を形成している

自分を情けない人物とか、弱い自分がイヤと考えている。

そういう人は、自分の一人称を「俺」にすることで、自分とは異なる自分を作り出している可能性もあります。

基本的には、強くなった自分をイメージするために一人称を俺にしやすいです。

しかし、中には強いイメージ力で、自分の中に仮想人格を作る人もいます。

そういった仮想人格は自分の願望を詰め込んだ相手になりやすく、言葉使いも変わりやすいです。

そして、作り出した仮想人格に意識を合わせることで、自分の言動を変えようとしている可能性があります。

自分の中の弱い自分より、強い自分を演じることで、自分という存在を高めようとしているわけです。

一人称を「俺」にする女性の心理の背景にある社会文化的要因

女性が一人称に「俺」を選ぶ背後には、個人の心理だけでなく、社会や文化の影響も大きく関わっています。

従来の性別役割分担や「女性らしさ」の固定観念に挑戦する意識、男性的な文化への憧憬、そして過剰な「女性らしさ」を強要されることへの反発など、複雑な要因が絡み合っています。

ジェンダー役割への挑戦。従来の女性らしさの規範に挑戦する意識

  • 従来の女性らしさの規範とは: 日本社会においては、「女性は優しく、控えめで、従順であるべき」といった伝統的な女性像が根強く存在します。言葉遣いにおいても、「私」「あたし」などの女性的な一人称が推奨され、「俺」のような男性的な言葉遣いは避けられる傾向にあります。
  • 「俺」を使うことによる挑戦: 「俺」という一人称を使うことは、このような従来の女性らしさの規範に明確に挑戦する行為と言えます。「男性的」と見なされる言葉をあえて使うことで、性別役割分担に対する違和感や反抗心を表現しているのです。
  • 自己表現の多様性: ジェンダー役割にとらわれず、自分らしく生きようとする意識の高まりも背景にあります。言葉遣いを含め、自己表現の多様性を求める中で、「俺」という選択肢が生まれてきたと考えられます。

例:

  • 「女の子だからおしとやかにしなさい」という周囲の期待に対する反発。
  • 「女性は男性の後ろを歩くべき」といった考え方への疑問。
  • 服装や趣味など、外見だけでなく内面も自由に表現したいという欲求。

男性的文化への憧れ。漫画、アニメ、ゲームなどの影響で男性的文化に憧れを持つ

  • メディアの影響: 少年漫画やアニメ、男性向けゲームなどに登場する、強く、勇敢で、リーダーシップを発揮する男性キャラクターに憧れを抱く女性は少なくありません。「俺」という一人称は、そのようなキャラクターのイメージと結びつきやすく、憧れの象徴として使われることがあります。
  • 異性への共感: 異性である男性の行動様式や思考回路に興味を持ち、共感することで、男性的な言葉遣いを取り入れることがあります。特に、男性の友人グループとの交流が多い場合、自然と「俺」を使うようになるケースも見られます。
  • 理想の自己像: 「俺」を使うことで、自分が理想とする強く、自立した自己像に近づこうとする心理も働きます。

例:

  • 少年漫画の主人公が使う「俺」に憧れ、自分も使ってみる。
  • 男性キャラクターのような、サバサバした性格に憧れる。
  • 男友達との会話で自然と「俺」を使うようになる。

女性らしさへの反発:過剰な女性らしさを求められることへの反発

  • 過剰な要求: 社会や周囲から過剰な「女性らしさ」を求められることに、息苦しさや違和感を覚える女性もいます。例えば、「常に笑顔でいるべき」「可愛らしい服装をするべき」「男性に甘えるべき」といったプレッシャーです。
  • 自己防衛: 「俺」という言葉を使うことで、そのような過剰な要求から距離を置き、自己防衛を図ろうとする場合があります。ある種の鎧として、「俺」を使っているとも言えるでしょう。
  • 対等な関係の希求: 男性と対等な立場で接したいという気持ちの表れとして、「俺」を使うこともあります。女性らしさを強調する言葉遣いを避けることで、性差にとらわれない、フラットな人間関係を築こうとしているのです。

例:

  • 「ぶりっ子」と呼ばれることを極端に嫌う。
  • 男性に媚びるような態度を拒否する。
  • 仕事や趣味など、男性と対等に競い合いたい。

これらの社会文化的要因は複合的に作用し、女性が一人称に「俺」を選ぶ動機となっています。単なる言葉遣いの問題ではなく、ジェンダー、アイデンティティ、自己表現といった、より深いテーマと密接に関わっていると言えるでしょう。

まとめ

一人称を「俺」という女性の心理を解説しました。

考えられる心理としては

・男子に混じってた過ごしていたから合わせた。
・周囲の抑圧に負けたくなかった。
・自分を強く見せたい。
・憧れてる人や尊敬する人のマネ。

・男勝りな性格で「俺」が肌に合う。
・一つの個性として使っている。
・周囲に合わせず、自分を貫いている。
・中二病で他とは違うアピールをしたくなった。

・深い意味はない。
・カッコいいから。
・俺という言葉を使うことで、疑似的、仮想的な人格を作っている。など。

こういった心理が考えられます。

一人称は、社会の中では標準語を放した方が衝突やトラブルが少ないです。

ですが、プライベートならば、自由にしてもOKなので、俺という一人称を使い続けたいなら、プライベート限定に使用すると良いでしょう。

また、女性の一人称が「俺」だと、周囲に奇異の目で見られることもあります。

そういった偏見や相手の常識などが原因でイヤな思いをすることもあります。

なので、一人称を俺で通すなら、それ相応の覚悟を持って使用し続けてください。

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