桃太郎に登場する鬼。
強くて怖い鬼。
そんな鬼を倒した桃太郎とその仲間たち。
では、どうやって桃太郎は鬼を倒したのか?
桃太郎の鬼の倒し方を考えてみたいと思います。
※このページでは割とガチな方法での退治方法を考えています。
気分を害する可能性もあるので閲覧にはご注意ください。

桃太郎と鬼たちとの戦力を分析

戦闘の前に桃太郎と鬼。
両者の戦力を比べてみたいと思います。
まずは桃太郎側。
1,桃太郎。力自慢。刀を使える。
2.サル。身軽な動きとひっかく攻撃。手先が器用。
3.犬、鋭い嗅覚と牙を持つ。武器をくわえられる
4.キジ。空を飛翔し、制空権を得られる。
次に鬼側の戦力。
・鬼ヶ島。
島というくらいだからそれなりの範囲の広さ。
・そこに住む鬼。
島にばらけて住んでいるとは考えにくいので、ある程度かたまって暮らしているはず。
最低人数は想像でも100~300人はいそうである。
しかし、すべての鬼が戦闘をできるものとは限らない。
よって、およそ60~180人くらいが鬼ヶ島の戦力と見積もってみよう。
人間一人+3匹VS鬼60~180人。
笑える戦力差ですね。
鬼の戦闘力はどのくらい?
鬼と恐れられるくらいですから、弱いわけがありません。
ということは、どんなに低く見積もっても、成人男性の1.5倍~2倍の戦闘力は持っていると仮定できます。
強い鬼になれば、人間の10倍の戦闘力を持っていても不思議ではありません。
仮に、四天王的な存在が鬼たちの中にいたとしたら、人間の100倍くらいの強さを誇っている可能性もあるわけです。
さて、そんな超強い鬼の倒し方って何があるでしょうか?
桃太郎の鬼の倒し方をリアル目線で考えてみると?

物語風や絵本風に鬼ヶ島を攻略するなら、簡単な説明で鬼を退治しました。と言えば終了です。
では、リアルにこのような状況になった場合、桃太郎が鬼ヶ島を制圧するにはどうすればいいのでしょうか?
方法はあると思います。
鬼ヶ島攻略のカギは無限とも言える時間と多大な労力、そして仲間たちとのコンビネーションです。
桃太郎がリアルに鬼退治をする方法その1.落とし穴
一つ目の鬼の倒し方。
落とし穴を用意しましょう。
そう簡単には出てこれないような深い穴がいいです。落とし穴の中には斜めに切った竹をたくさん仕掛けておきます。そうすると、落ちてきた鬼に竹が刺さり、致命傷や深い傷、出血多量などの効果が見込めます。
あとは、桃太郎が数匹の鬼を誘い込み、落とし穴にはめるだけです。もしくは、キジをおとりにして、落とし穴まで誘導するのが良いでしょう。
穴に落ちた鬼は穴から出ようともがきます。
なので、投石で気絶させるなり、生き埋めにするなり、岩を出口において閉じ込めたりなどで仕留めることができます。
落とし穴を用意する時間や体力が必要ですが、倒すことができる方法となります。
懸念点は、鬼の脚力がどれほどのものかという点です。
人間よりも強力な足腰を持っていた場合、穴から簡単に脱出されてしまう危険があるので注意したいところです。
桃太郎がリアルに鬼退治をする方法その2.おとり作戦
鬼にも食欲というものがあるはずです。
なので、キジを一羽だけで鬼の前に出します。
そうすると鬼は「うまそうなキジだ」「今日はキジ鍋だ」みたいな話になると思います。
キジを前にして今夜の晩御飯のメニューを考えている鬼は隙だらけです。
その隙に背後に回って、グサリと必中必殺の一撃で仕留める。
そういう方法をとることもできます。
なんなら、サルが鬼の目を隠し、犬が足首にかみつき鬼のバランスを崩すことで成功確率は跳ね上がります。(犬の攻撃は小刀をくわえさせた斬撃でも可)
言うなればチームワークを生かした暗殺。
それが最も効率的に鬼を倒す方法の一つとなります。
桃太郎がリアルに鬼退治をする方法その3.跳ね上げ式網罠
相手が特定の場所に到達すると、地面から網(あみ)が出てきて木の上などに宙づりにしてしまう罠。
跳ね上げ式網罠を利用して鬼の動きを制圧して退治するという方法。
別パターンで、サルが木の上から網を投げつける。
投網のように投げて相手の体に絡ませるなどもあります。
いずれにしても鬼の動きを大きく制限することができます。
あとは桃太郎が接近し、鬼を切り伏せれば撃破可能です。
※時代的に網がない場合、つたなどを編んだものを使ったと仮定してください。
桃太郎がリアルに鬼退治をする方法その4.食べ物に毒を仕込む
鬼ヶ島にも食料が存在します。
毎回、村を襲って食料を奪うのでは効率が悪いので、どこかで食料を作っていることは間違いないです。
こうすることで、井戸水を飲んだ鬼たちを一網打尽にできるという寸法です。
むかし、現実世界でも井戸に毒が入れられる事件が起きたことがありますので、気分を害するやり口です。
桃太郎がリアルに鬼退治をする方法その5.火事と煙のダブルコンボ
あるていどの鬼を倒すと、鬼も警戒心を強め、単騎撃破が難しくなってきます。
そこで登場するのが火事。
鬼ヶ島にいる戦闘系の鬼は作戦会議などで屋敷や砦などにこもって作戦会議をしている確率が高いです。
そのタイミングを見計らって、建物に火を放ちます(場所は建物入り口と上階を狙う)。
それと同時に、建物の入り口を崩し、煙を中に充満させてあげましょう。
室内にいる鬼たちは火事のパニックと煙による視界不良で混乱します。
やがて、火にやられた鬼や煙にやられた鬼たちが続出するので、大半の鬼たちを退治できます。
なんなら別の建物に避難している鬼たちも同様の手口で始末できます。
もしも屋敷や砦に見張りがいた場合は、投網などを活用して速攻で退治します。
仲間を呼ばれた場合は、いったん撤退し、森の中でトラップの餌食にします。
桃太郎がリアルに鬼退治をする方法その6.強い鬼を撃退するには
鬼の中には常軌を逸した強さを持つ鬼がいるかもしれません。
そういった鬼と遭遇した場合は、仲間とのコンビネーションがモノを言います。
たとえばタフな鬼の場合、いくら攻撃しても倒せない場合があります。
そんなときは、攻撃をある程度喰らわせつつ逃げます。
追いかけてくる鬼を側面や背後から仲間が攻撃します。もしくは、すね払いのような罠にかけたりするのもありです。
攻撃を喰らえば反射的にそっちの方向を向いてしまうものです。
その隙にこっそりと近づき、桃太郎の渾身の一撃を鬼に命中させます。
倒しきれない場合は、もう一度逃げて、鬼が倒れるまで同じことを繰り返す。
そうすることで強い鬼をつぶすことができます。
ただし不意打ちで鬼に出会った場合は逃げの一手しかありません。
事前準備なしに強敵とぶつかっても敗北か負傷してしまうからです。
桃太郎がリアルに鬼退治をする方法その7.動きの速い鬼を倒すには
鬼の中には動きの素早いものも存在すると思います。
鬼の一撃は強力なので、下手をすれば一撃でゲームオーバーになりかねません。
そんな素早い相手にどうやって立ち向かえばいいのか?
では、落とし穴のない場所で素早い鬼に遭遇したら?
基本的には逃げの一手です。
落とし穴の場所まで何とか逃げ延びるしかありません。
桃太郎の剣技などで攻撃を受け流しつつ、逃げ延びてください。
島の複数の箇所に落とし穴を用意する時間があれば、逃げ続けることも可能だと言えます。
最悪、接近されてしまったら投網をカウンター気味に放てば高確率で動きを減少させられます。もしくは、トウガラシなどの刺激物を粉末状にして、フトコロに忍ばせ、それを鬼の顔にめがけて振りかける。そうすれば、香辛料の殻さに目がやられ、まともに動くことができなくなるでしょう。
困惑している鬼にそのまま攻撃を仕掛けて倒すか、それとも逃げるかはその時の判断にゆだねられます。
桃太郎がリアルに鬼退治をする方法その8.不意打ち、窒息からの攻撃
桃太郎の背中には日本一という大きなのぼり旗が存在しています。
その布を使って鬼の背後から接近、そのまま鬼の顔を隠し、または首を絞めて窒息を狙います。ですが鬼の力は強いので布を破ってしまう危険もあります。
しかし、いくら鬼でも布を破るのに最低でも数秒は要します。
ですが数秒の時間があれば、仲間からの援護射撃でひるませ、その隙に桃太郎が背中から刀をブスリと強烈な一撃を喰らわせることができます。
とくに首を絞めた場合、手を緩めても、呼吸を整えるのと、布を外すことで頭がいっぱいになります。
その隙にトドメの一撃をお見舞いすれば、鬼を倒すことができます。
桃太郎がリアルに鬼退治をする方法その9.噂を流し、鬼たちを疑心暗鬼にする
桃太郎の姿が見えないように、かつ、鬼に聞こえるように話し声を鬼たちに聞かせる。
鬼ヶ島制圧の中盤あたりで噂を流すと、鬼が減ってきている理由づけにもなって、より一層鬼たちの統率は乱れることでしょう。
逆に、統率をとれるように周囲の鬼たちに喝を入れるような鬼を発見したら率先して倒すようにすると良いです。鬼たちの司令塔などを早急に倒せば、鬼たちの連携はガタガタになります。
警備の厳重な場所を攻めるなら、煙や火といったやり口が最も適切と言えます。
桃太郎がリアルに鬼退治をする方法その10.鬼ヶ島の巨大なボス鬼を倒すには
いままでのやり口で鬼ヶ島の鬼も大半は退治できたと思います。
残すは鬼ヶ島のボスとなる巨鬼(人間の5~10倍くらい?)です。いままでの鬼よりも大きい鬼です。
どうやって倒せばいいのか?
ボス鬼は外に出てくることはあまりないと思います。
出てきたとしても、罠にかかるほど小さくはないですし、不意打ちなどのからめ手では倒せないかもしれません。
ならば、斬撃で攻撃と言いたいところですが、ボス鬼はとても大きいので、桃太郎の攻撃でもかすり傷がやっとです。
攻撃が効かないなら鬼は倒せません。
ですが一点集中の連続攻撃を当てればバランスを崩して転倒させるくらいならできそうです。
しかし転倒するだけで倒せそうもないと考えられます。
それもただのきびだんごではありません。
山ほど巨大なきびだんご(複数あると心強い)です。
まず、ボス鬼を巨大きびだんごのある場所まで引っ張り出します。
ボス鬼と対面して逃げれば追いかけてくるので誘導は割と簡単だと思います。
きびだんごの前に前で来たら、鬼の足を集中攻撃。
ボス鬼の体制を崩します。
そしてそのまま、ボス鬼を巨大きびだんごの上に転倒させます。
この巨大きびだんごは、もち米をこねただけの未完成品です。
なので、とんでもなくモチモチでネバネバしています。
ボス鬼がうつ伏せでモチの上に転倒したならそのまま窒息させて倒せます。
しかし、仰向けに転んだ場合は、ボス鬼の身動きを封じただけで倒せてはいません。
なので、身動きの取れないボス鬼の上に乗り、山ほどあるきびだんごをボス鬼にどんどんと食べさせてあげましょう。
次から次に口に運ばれてくるきびだんごを食べ続けるボス鬼。
だけど、いくら巨大で強いボス鬼と言えど胃袋には限界があります。
しだいに食べ切れなくなったボス鬼の口の中いっぱいにきびだんごをどんどん詰め込んでいきます。やがて息ができなくなったボス鬼は意識が遠のいて倒されることでしょう。
鼻から空気を吸わないように鼻を詰めておくと確実ですね。
まとめ
桃太郎の鬼の倒し方をリアルに考えてみました。
いくつかの倒し方では物量がモノをいう作戦もありました。
時間と手間がいくらでもかけられるならではの作戦と言えます。
桃太郎はリアルに考えると結構エグイ闘い方をしたのかもしれませんね。
※今回の話は個人的主観に基づいて構成されています。
実際の桃太郎とは関係ないのでご注意ください。

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