一人暮らしは自由だ。
誰にも縛られずに自由に生活ができる。
そのように感じている方もいると思います。
しかし、一人暮らしが長期化すると、思いもよらぬ症状が出ることがあります。
このページでは一人暮らしの長期化で発生しうるデメリットなどを紹介したいと思います。
一人暮らしの長期化で発生するかもしれないデメリットとは?

一人暮らしの長期化で発生するかもしれないデメリットは大きく考えて2つあります。
1.口下手、どもりが発生しやすくなる。
2.軽度の対人恐怖症になる。
この2つが長期的に一人暮らしをすると発生しやすくなります。
一人暮らしが長いと口下手、どもりが発生しやすくなる
一人暮らしをすると、人と接する機会が極端に減ります。
それはつまり、言語を発する機会が減るということにつながります。
あまり使わない機能は退化していくのが生物の基本。
一人暮らしで人と会話をする機会が少なくなると、上手く話すことができなくなってくるのです。
例をあげてみると、
・声を出そうとしたら、声がかすれて上手く話せなかった。
・普通に話しているつもりなのに声が小さいと言われる。
・返事をしようとしたら声がどもってしまった。
・言葉を声に出すと口がうまく動かず変な言葉になった。など。
声を出す頻度が下がれば下がるほど、どもる可能性が上がっていきます。
さらに、会話に失敗してしまうと自己嫌悪になる人もいます。
会話に失敗して笑われたくないから人と話さない。
このような思考になると、
1.人と話さないから舌や口内の筋肉が落ちる。
2.舌や口内の筋肉が落ちているから上手く発声できずに会話で失敗する。
3.会話に失敗するから人と話さない。
4.1~3を繰り返し。
上記のような悪循環の始まりとなります。
会話で失敗しないためにも、話しをする練習をした方が良いのです。
人との会話が少ない一人暮らしなら特に、です。
一人暮らしが長期化すると対人恐怖症になる可能性もある?
稀なケースですが、一人暮らしを長期化することで軽度の対人恐怖症になる可能性があります。理由は、生活を一人で過ごすことが多いから。
先ほども言いましたが、使わない機能は衰えていくものです。
人との会話にはコミュニケーション能力が必要となります。
しかし、一人暮らしの場合、会話をする相手が皆無となります。
LINEなどのSNSでの会話をするという意見もあるかもしれませんが、対面しての会話とSNSの会話では雲泥の差があります。
もしも、一人暮らしで会話をロクにせず、人と会う機会が少ない。
そんな生活を長期的にしていると、いつの間にか他人と目を合わせることができない。なんてことになる可能性があるわけです。
実際、SNSなどのネット上なら会話はできるけど、人の目を見ての会話は無理という人は結構います。
一人暮らしでは、自由な生活ができる反面、このような思わぬデメリットも隠れていますのでご注意ください。
一人暮らしで会話の練習をするにはどうすればいい?

一人暮らしでは会話をする機会も少ないので、会話力が下がりやすいと言えます。
では、どうすれば会話力を維持することができるのでしょうか?
結論から言えば、練習あるのみです。
会話をしないから上手く声が出ない、なら独り言でも良いので声を出してください。
上手く会話ができないなら、信頼できる相手(親や友人、ペットなど)を対象に毎日会話(電話でもOK)をしてください。
そうすることで、声を出す練習、会話をする練習になり、口下手やどもりが発生する確率を下げてくれることでしょう。
対面での会話を練習する場合、親や友人だけでなく、スーパーやコンビニ、ファーストフードなどを利用しましょう。
箸はいりますか?、お弁当は温めますか?など、軽い会話のチャンスは意外と転がっています。慣れてきたらファーストフードなどで注文しつつ会話をすることも可能だと思います。
「このバーガーにはピクルスが入ってますか?」とか、
「このセットメニューに追加でドリンクをもう1つ付けてください」など、会話の仕方を考えれば短文の会話が可能となるわけです。
さらに、対面しての会話で成功率が上がれば自信にもつながります。
あとは、自分なりの練習方法を考えたり、実践してみたりして、会話の練習をするだけです。
まとめ
一人暮らしは楽しいかもしれないけど、会話が少なくなる。
そしてそれが長期化すると、口下手やどもり、軽度の対人恐怖症になるという話をしました。
それらのデメリットの回避する策は、
・会話の練習をする。
・どもりなどの失敗を恐れず、引きずらない。
・生活の中で他人と会話をする。
ということです。
一つの案として参考にしてみてください。
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