一人暮らしの電気代を3000円以内に節約する方法は?

一人暮らしの電気代を3000円以内に節約してみたいけど、どういう方法を取れば良いのか?

そんな疑問が浮かんだので考えてみたいと思います。

一人暮らしで電気代を使いすぎる傾向のある人や光熱費の中でとくに電気代を節約したい人などは参考にしてみてください。

紹介するやり方には個人的主観が含まれているのでご注意ください。

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目次

一人暮らしの電気代の平均金額は?

一人暮らしの電気代の平均金額はいくらでしょうか?
電気代の平均額は季節によって変動しやすいです。

1月~3月:5200~5400円前後。
4月~6月:3800~4200円前後。
7月~9月:3700~4100円前後。
10月~12月:3400~4100円前後。

電気代の平均額はこんな感じです。

春や秋といった季節は過ごしやすいために電気代を使わず。
夏場は暑さをガマンするなどの工夫をすれば良いので消費は少ないです。

ですが、寒さが辛い冬場だけは暖房器具が出現するため電気代が跳ね上がるという傾向になります。

一人暮らしの電気代の計算方法は?

一人暮らしの電気代の計算方法は、

(1時間あたりの消費電力(KW)×電力量料金(円/KWh)×使用時間(時間))+基本料金+α(燃料費調節、割引など)

このような計算式で算出されます。
1時間の消費電力などは、Wh(ワットアワー)KWh(キロワットアワー)という単位で呼び、電気代は1kwhで何円という算出の仕方が多いです。

※消費電力(KW)は家電を使うために必要な電力量です。
※電力量料金は契約している電気料金プランに設定されている1kwhあたりの料金単価です。
※WやKW、KWhなどの表記は家電品の裏に付いているシールに記載されています。

このあたりの計算式は業者によって微妙に差異があったりしてややこしいです。
計算が難しい場合は「電気料金計算機」などをご使用ください。

要するに、使った電気と時間、料金と電気代の基本料金を合わせた額が請求される電気代ということになります。

一人暮らしで電気代を3000円以下に節約したい

一人暮らしで電気代を3000円以下に節約したい。

どういう節約方法があるのか?

その方法を調べてみたいと思います。

一人暮らしの節電方法その1.アンペアを見直す

一人暮らしの節電方法としてアンペアを見直すという方法があります。

アンペアは一度に使用できる電力の総量を表す単位です。
そのアンペアを10下げるだけで、月に200~300円前後の節約ができます。

バランスを考えると「30A」がちょうど良いと思います。

注意点としては、アンペアを下げると停電を引き起こす確率が上がります。
とくに、今までの生活と同じ感覚で電気を使っていると、消し忘れをしただけで落ちる可能性も出てきます。

アンペアを下げれば下げるほど節電にはなりますが、やり過ぎには注意しましょう。

一人暮らしの節電方法その2.待機電力を減らす

待機電力というのは、コンセントにプラグを挿しているだけで発生する電力のことです。

頻繁に使わない家電などはコンセントを抜いておくと良いでしょう。
上手く待機電力を減らせば月に100円以上の節電になります。

テレビなどの家電品は主電源を落としていても、ごく微量の電気を消費しています。

電気代を少しでも減らしていきたいなら、コンセントを抜いた方が節電にはなります。
しかし、意味のないコンセントの抜き差しは故障の原因になります(とくにテレビは)。

0.01円くらいの待機電力のためにリスクを負うかどうかは自己判断でお願いします。

コンセントの抜き差しが気になるなら節電タップをつかうという方法もあります。

節電タップとは、電化製品への電気の供給をスイッチひとつで操作できる装置です。

節電タップを使えば、コンセントの抜き差しはしなくても良く、待機電力も発生しません。

ただし、テレビのような録画機能を搭載しているものには使えません。
一応使えますが、節電タップを使うと予約録画が機能しなくなります(電力不足で)ご注意ください。

また、節電タップを使うとタコ足配線になりやすいです。
さらにホコリ防止にも注意してください。

タコ足配線の節電タップで掃除を怠けると、最悪火災を引き起こすこともあるので気を付けてください。

掃除をマメにしないなら、ホコリ防止のフタ付きの節電タップを選ぶようにしましょう。

コンセントの抜き差しをするか、節電タップを使うか、それともこの方法は却下するかはご自身の判断にお任せします。

ちなみに、テレビが古い型の物であれば、主電源を落としての節電は有効です。

一人暮らしの節電方法その3.省エネ系の家電に買い替える

省エネ系の家電は、節電機能が進化しているので、現在使用している家電よりも使用電力を抑えることができます。

ただ、家電はそう何度も買い替えができるものではないので、ムリに買い替える必要はありません。ある程度の年数が経ち、買い替え時になった時に最新型の省エネ家電を検討すれば十分です。

懸賞で家電をプレゼントしてくれるところもあるので、ダメ元で応募してみるのも良いでしょう。

運が良ければ、家電をタダで手に入れることができます。
ただし懸賞に応募する場合、大型家電には注意が必要です。

懸賞の大型家電の注意点。

・置き場所が無い。
・サイズが合わない。
・玄関に入らない。
・省エネ家電じゃないかもしれない。

などの問題が発生する場合があります。
応募する前に応募しても問題ないかを確認しておきましょう。

一人暮らしの節電方法その4.エアコンの使い方を改める

一人暮らしの家庭で電気代を一番消費するのはエアコンです。
エアコンの使用時間を見直すことで、電気代の節約に繋がります。

●エアコンは短時間ならつけっぱなしにした方が良い。

エアコンをつけると設定温度に近づけるためにエアコン内部が一気に稼働する。
そうすると多大な電力を消費してしまう、よって、30分くらいならエアコンはつけっぱなしの方が消費電力は少なくて済む。

●サーキュレーターなどで空気を循環させる。

エアコンの温風、冷風で部屋を暖めたり、涼しくするのだが、エアコンだけだと一方向のみから温めるだけで効率が悪く電気代もかかる。

なのでサーキュレーターや扇風機で温風や冷風を部屋に拡散させてあげる。
そうすることで早く設定温度に到達するので、エアコンの無駄な時間を短縮できて節電になる。

●自動運転で稼働させる

エアコンは自動運転で稼働させるのが良い。
弱運転で稼働させた場合、設定温度に達するまでずっと稼働しているので電気代が逆にかかってしまうのです。

●室外機の風通しを良くする

室外機の風通しと運転効率が落ちて、無駄な電力を消費しがちになる。
室外機の周囲に物を置いたりしないようにしましょう。

●フィルターをこまめに掃除する

エアコンで一番めんどくさいフィルター掃除をしましょう。
フィルターにホコリが溜まると目詰まりが発生して、運転効率が下がります。

無駄な電力消費を抑えるためにもエアコンのフィルター掃除は2週間に1度くらい(毎日使っている場合)の頻度で行いましょう。

一人暮らしの節電方法その5.使わない家電を減らす

生活を便利にしてくれる家電ですが、便利な家電に頼ることは電気代を増やす要因にもなります。

自分の生活に必要最低限の家電だけを残し、他の家電は使わないようにしましょう。

ミニマリストなどの強者になると、テレビや洗濯機、冷蔵庫すらもおいていない人もいます。

やり過ぎて不便を感じては本末転倒ですが、やれる範囲で使用家電を減らしてみると良いでしょう。

一人暮らしの節電方法その6.ワットモニターで使用電力を計測してみる

ワットモニターという商品があります。
現在使用している家電の消費電力を計測できるものです。

ワットモニターを使えば、自分が普段使っている電力を客観的に見ることができます。

それにより、使用頻度を改めるなどの改善が行え、結果的に節電に繋がります。

※ワットモニターを使ったからといって必ずしも節電できるとは限りません。
消費電力の計測が主な機器なので、過度な期待はしないようにしてください。

一人暮らしの節電方法その7.電力会社の比較

現在契約している電力会社を止めて、別の電力会社に移るというアイデア。

電気代は電力会社によって料金体制が異なります。

自分の契約している電力会社を見直すことで節電をすることが可能となります。

一人暮らしの節電方法その8.断熱カーテンを使う

断熱カーテンを使って室温を調整することが可能。
一説には断熱カーテンを使用することで室内の体感温度が5度違うという話もあります。

夏場は断熱カーテンを閉めて日光を遮れば涼しくなる。
冬場は断熱カーテンを開けて日光を入れて室温を上げる。

そうすることで、暖房や冷房といった器具を使う時間を減らせて節電になります。

欠点を挙げるなら、断熱カーテンは普通のカーテンよりも多少高額になりやすいことです。

それを差し引いたとしても、購入を検討する価値がある一品と言えます。

一人暮らしの節電方法その9.自炊する

一人暮らしで電気代を節約する場合、自炊することが節電に繋がる場合があります。

自炊といっても、毎日行うと光熱費やガス代がかさんで逆に支出が多くなります。
なので、一定量の料理をまとめて作り、冷蔵庫で保存しておきましょう。

食べるときはレンジで温めるだけなので、消費電力を最小限に抑えられます。

冷蔵庫に入れる量は8割~9割までに抑えておきましょう。

ギュウギュウに詰めてしまうと、冷蔵庫の冷却機能が上手く働かず、無駄に電力を消費してしまいます。

一人暮らしの節電方法その10.動ける寝袋を着る

冬場は主に暖房器具に頼りがちになります。
そしてもちろん電気代も比例して跳ね上がります。

そこで活用したいのが、動ける寝袋です。

動ける寝袋を活用することで、冬の寒さを緩和させることができます。
なにしろ暖を取りながら動き回れるのですから機能性が良いです。

動ける寝袋を活用すれば、エアコンを使う時間も削減することができます。
そうすると、おのずと冬場の消費電力が減り、節電できるという寸法です。

一人暮らしの節電方法その11.太陽光発電などの自家発電をしてみる

一人暮らしの節電方法の1つにはソーラーパネルで太陽光発電して電力を作るという案もあります。

一人暮らしの賃貸などでは、ソーラーパネルを設置する場所が無いと思いがちですが、ベランダなどに設置するタイプのソーラーパネルもあります。

なので自宅のベランダにソーラーパネルを設置して電気を作れば、月々の電力を大量に節約できるということになります。

作った電気が余るなら、売電も視野に入れていけば、ちょっとしたお小遣い稼ぎにもつながります。

賃貸などで外部に設置する場合、壁に穴を開けなければならない場合もあります。
自己判断で行うとトラブルの元になるので、実行する前にオーナーに確認してからやりましょう。

一人暮らしの節電方法その12.部屋キャンプ、庭キャンプを実践する

一人暮らしで電気代を節電したいなら、部屋キャンプ、庭キャンプをしてみるというのもありです。

キャンプをすることで無駄な電気を使わずに済みます。
さらに庭キャンプが可能ならば、庭で食事を作ったりできるので、食事にかかるガス代や光熱費も節約できます(庭がなければベランダで)

庭キャンプや部屋キャンプで火を使うなら

・薪で火を焚く。
・アルコールランプで温める。
・シングルバーナーを使う。

などがあります。

薪で火を焚けば節約になる?

薪で火を焚けば節約になるのでしょうか。
光熱費やガス代を使わない分、節約にはなります。

ただし室内では使えないので、必然的に外で活用する方法となります。

薪で火を起こす場合の注意点は煙の排出です。
煙が近隣住民の迷惑になったり、すすなどが住宅の壁に付いたりするとトラブルの原因にもなります。

そのあたりの問題点に注意しながら使用してください。

薪は無料配布をしているところもあるので、薪をもらってこれれば無料で火を使うことができます。

アルコールランプ(バーナー)を使えば節約になる?

アルコールランプ(バーナー)を使うと節約になるのでしょうか?

アルコールランプを使って料理を作ることも可能です。
デメリットは燃焼時間の短さ(30分くらいしかもたない)

なので燃料代が想像以上にかかる可能性もあります。
ただ液体燃焼は1つの容器の中に一定量の燃焼があります。それを踏まえれば多少は安くなるかも?

さらにアルコールランプはサイズが小さいので大きな鍋を加熱するのにはあまり向いていません。
キャンプなどで使う小さい鍋(スキレットなど)を用意して温める使い方をしましょう。

以上の観点からアルコールランプは節約にはあまり向いていないです。

キャンプ用品のシングルバーナーを使えば節約になる?

シングルバーナーはキャンプ用品で、主に外で火を使える器具です。

では、そのシングルバーナーは日々の節約に使えるのか?

結論としては、シングルバーナーは日々の節約に使うのは難しいですが不可能ではありません。

ガス代や光熱費を消費することなく火を使えるというメリットは大きいです。
ですが、シングルバーナーの火は約2時間(メーカーによっては3時間以上)しか持ちません。

なので、調理時間が長くなりがちな場合、頻繁にカセットガスボンベなどを交換する必要が出てきます。

そうするとカセットガスボンベの購入で支出が増えてしまい、節約どころか赤字になる可能性もあります。

でも、一度の調理で複数の料理を作り置きするというタイプの調理方法なら、カセットガスボンベの消費も最小限に抑えられます。

そういった意味では、シングルバーナーでも節約に使えると言えます。

シングルバーナーのガスにはCB缶(カセットガスボンベ缶)とОD缶(アウトドア缶)があります。
分離型と一体型の違いがありますので購入時には注意してください。

カセットガスボンベ缶は外気温の影響を受けやすいです(室内向き)
アウトドア缶は外気温の影響を受けにくいです(屋外向き)

まとめ

一人暮らしの電気代を3000円以下に節約できるような方法を紹介してみました。

電気代を節約するには、アンペアの見直しや家電を省エネに変えたりなどの外部的節約と使い方の見直しという内部的節約方法がありました。

やれる範囲で、自分に合った方法で節電をするようにしましょう。
節約しつつも満足のできる生活を送れるように、ムリをしない節約をしてください。

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