仕事に集中できない。やる気が出ない。その原因と対処法10選

仕事に集中できない。
仕事をしないといけないのに集中力が続かない。

働いているとこのような経験をしたことがあると思います。

では、どうして集中力が途切れてしまうのか?
なぜ仕事に集中できないのか?

集中できない理由と集中力を出すための方法を考えていきたいと思います。

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目次

仕事に集中できない原因は何?

仕事に集中できない原因として考えられるのは

・やりたくない
・つまらない
・辛い
・疲労
・面白くない

・やる気
・煮詰まっている
・エネルギー不足
・時間帯
・結果を想像して気持ちが萎える

などが理由として考えられます。
簡単に説明していきます。

仕事に集中できない原因その1.精神的疲労の蓄積

仕事をやりたくない。つまらないなど、負の感情を持って働いていると、精神的疲労を蓄積していきます。

そして、精神的疲労が一定基準まで溜まってしまうと、仕事をする気が起きなくなります。

簡単に言えば、脳が疲れたから休みたい。気分転換をしたいと訴えているわけです。

脳が疲労しているから頭が働かない。
頭が疲れているからやる気が出せない。
脳の疲労の許容範囲を超えてしまっているから頭が煮詰まってしまう。

だから集中力が続かないのです。

マラソンで疲れ果てているのに、まだ走れと命令しているようなものです。
集中力が途切れ途切れになるのは仕方がないことです。

仕事に集中できない原因その2.モチベーション

仕事にモチベーションは重要です。

仕事が楽しい。面白いと感じないなら、モチベーションの浮き沈みは激しくなります。

面倒、退屈、やりたくない。など、負の感情が溜まり、やる気をなくして無気力になってしまいます。

仕事を完遂しても大して褒められない。
別の人がやっても問題のない仕事。

など、モチベーションが下がる要因はたくさんあります。
出来る限り、仕事はポジティブ思考で受けた方が良いでしょう。

やる気がないから仕事ができない。
仕事ができないからやる気が出ない。
いくら仕事をやっても終わらないから辛い。

など、モチベーションの下がることは考えない方が良いです。
自分を卑下したり、負の感情を溜めるとモチベーションの最大値が減少してしまいます。

そうなると仕事に集中できず、仕事をミスるという負のスパイラルにハマる危険があります。

なので、

自分はできる。
仕事は楽しい。
仕事は面白い。

など、肯定的な思考をすることで、ネガティブ思考をポジティブ思考にシフトさせることができます。

コツとしては、単純なことでも自分を褒めてあげることです。

今日も仕事場に来れた。俺ってスゴイ!
普通なら会社辞めてもおかしくないのに俺はスゴイ奴だ。
仕事が遅いのもミスしないように慎重にやっているからだ。なんて偉いんだろう。

みたいに、自分の行動で肯定できるところをどんどん肯定してあげてください。
仕事を楽しく勤めることができれば、やる気が出ないということは起こりにくくなります。

仕事に集中できない原因その3.時間的な注意力の散漫

仕事に集中できない原因の1つに時間的な注意力の散漫が挙げられます。

時間的な注意力の散漫というのは、

・あと1時間で仕事が終わる。
・あと少しで昼休みだ。
・もうちょっとで休憩時間だ。
・あと2時間、早く仕事が終わらないかな。

など、休憩時間や勤務終了時間に気を取られて集中できないことです。

仕事中に時計をチラチラ見てしまい仕事に集中できない場合、注意力の散漫状態にあると言えます。

このタイプは、時計を見る頻度を落とすことで、集中できる可能性があります。

仕事に集中できない原因その4.煮詰まり中

たくさんの仕事を引き受けている。
ややこしい仕事をこなしている。
聞きなれない言葉を理解しながら慎重に仕事をしている。

など、頭の処理が追い付かないほどの仕事をこなそうとすると頭が煮詰まってしまいます。

頭の中がぐちゃぐちゃになってしまい集中できなくなるわけです。

気分転換をしたり、深呼吸をしたりして、気分をリフレッシュさせた方が良い状態です。

仕事に集中できない原因その5.無意識に過程を想像してしまう

仕事をやろうとして、頭が集中できないのは、無意識に過程を想像している可能性もあります。

渡された仕事をこなすのに3時間かかる。
3時間もこの仕事をやらないといけないの?
面倒だな、3時間で終わらないかもしれない。

というように、渡された仕事、やろうとしている仕事の面倒さを無意識に想像してしまいやる気が出ないという状況です。

脱出するには、先を考えず、目の前の仕事だけに集中すると良いでしょう。

書類100枚を処理すると考えると辛いですが、目の前の書類1枚を処理するだけならなんとかできそうです。
そうやって、意識的に目の前の仕事だけに集中すると良いでしょう。

仕事に集中できない原因その6.やる気が空回りしている

仕事をするぞ、とやる気を燃やしているのに、なぜか集中できない。
そんな場合はやる気が空回りしているのが原因です。

気分を落ち着けるなど、一度仕事から離れることで空回りの修正をしましょう。

空回り状態で無理をしてもロクな結果にならないので、注意してください。

継続的に仕事に集中できない原因はなに?

仕事に集中できない経験をしてから、適度に気分転換をしているのに全然仕事に集中できない。

このような場合の原因も脳にあります。

休憩をはさんだのに仕事に集中できないのは、本能的に脳や体が嫌がっているからです。

体や頭を酷使しているから休憩を求めるほどのSOSを出した。
それなのに、体を再び酷使させようとしている。

だからこそ本能的に働きたくないと、身体や脳にブレーキをかけてしまうわけです。

表面上は働こうとしているけど、深層心理では拒否反応を起こしているというような状況なのです。

この場合、意識的に集中しようとすると、負のスパイラルという泥沼にハマります。

なので、肩の力を抜いて、集中しようと考えずに、仕事に取り組んでください。

集中できないという焦りが、無くなれば、ゆっくりとですが集中力も上がってきます。

集中力が出ないのは仕事が向いていないから?

仕事に対しての集中力が出ないから、この仕事が向いていないんじゃないか?

こんなふうに考えてしまう場合があります。

しかし、集中力は日によって持続時間が左右されます。
なので、集中できないからと言って、すぐさま仕事の得手不得手に話しが飛ぶのは早いです。

大事なのは、集中できないと諦めるのではなく、集中できるように試行錯誤をしてみることです。

たとえ好きな仕事でも、毎日やっているとワケもなくやる気が起きないときって必ずやってきます。
集中力が出ないからと言って、思いつめる必要は無いと思います。

そして、どうしても集中できない。
仕事をする気が起きない日が何日も、何週間も続くようであれば、休職届けを出すなどして、休む期間を入れてみましょう。

気分を変えたり、リフレッシュすることでもう一度仕事をしようという気になるかもしれません。

仕事に集中する方法を模索してみる

仕事をするにあたり、集中できない理由はたくさんあります。
ですが、集中する方法はあまり多くないように感じます。

というわけで、仕事に集中する方法を考えてみたいと思います。

仕事に集中する方法その1.休憩、気分転換、目を休めるなど

仕事中に集中力が切れた。
そのような場合、もう一度集中することが難しい場合があります。

原因としては、疲労からの注意力の散漫、集中力の低下などが挙げられます。

よって、休憩や気分転換、目を休めるなどの行為をすることで、集中力の回復が期待できます。

仕事に集中する方法その2.数分の集中、作業を少しやってみる

仕事を始めようとしても、仕事に手がつかない、集中できないことがあります。

この場合、仕事が辛いと感じていたり、面倒だという思考が身体を支配しているため脳が仕事をやりたがらない状況になっています。

対処法としては、数分(1~3分)で良いから集中してみる。1行だけで良いから文章を書き始めてみる。など。

少しだけ仕事を進めてみてください。
エンジンがかかり始めたら、そのまま仕事に熱中しましょう。

どうしても集中できないなら、小休止して、次は最初よりも長い時間(5分くらい)集中してみてください。

休憩と集中を繰り返すうちに、次第に、次の作業に向かって手が動くようになります。

時間を気にしたり、周囲を気にしてキョロキョロしていると、自分が何もしていないという焦りや不安などで集中できるものもできなくなります。

やるときは、目の前に集中して、周囲を気にせず仕事と向き合うように努力してみてください。

仕事に集中する方法その3.同僚または上司と並んで仕事をする

仕事に集中する方法には、同僚と協力する方法もあります。

やり方は簡単で、同僚と並んで仕事をするのです(普通の会社の風景と一緒)

自分が仕事に集中できないとき、隣で頑張っている同僚の姿を見てください。
一心不乱に仕事をしていると思います。

一生懸命働くその姿を見て、自分も仕事をしなければ、と自分自身を鼓舞する。

そういう作戦となります。
ワーカーホリックの知り合いがいたら、協力してもらうのも手です。

とくに上司の隣、もしくは上司の目の届くところで仕事をすると緊張感が生まれやすいです。

緊張感で追い詰められることで、仕事に集中できる場合もあります。

仕事に集中する方法その4.瞑想する。座禅を組む。

仕事に集中する方法には瞑想や座禅を組むという方法もあります。

両方とも場所や時間を確保しやすいので、どうしても集中できないときはやってみても良いでしょう。

座禅をするときは、目を閉じて、散漫になっている意識を集中させる要領で意識を集中させてください。

そうすることで、集中力が生まれやすくなります。

仕事に集中する方法その5.自分が集中しやすい環境で仕事をする

仕事に集中できないのは周囲の環境のせいかもしれません。

周囲が騒がしい方が集中する。という人もいれば、静かなところの方が集中できる。という人もいます。
自分がどのような場合に集中力を上げるのかを研究しておくのも良いことです。

集中するのに適した場所を探してみてください。
場所を移動して仕事ができない場合は、別の集中方法を試してみてください。

仕事に集中する方法その6.自己暗示をかけてみる

集中。集中。集中。と、集中を促す言葉を連呼(イメージ)して、意識を仕事に向けてみて下さい。

可能なら仕事しながらも、繰り返し連呼しましょう。
そうすることで自己暗示がかかり、集中しやすい体質になるかもしれません。

集中へのイメージが弱いと、集中という言葉を連呼しているだけになり、イメージが強すぎると仕事中毒になる可能性があるので注意してください。

仕事に集中する方法その7.締め切りなどで自分自身を追い込む

夏休みの宿題とかも、最終日のギリギリになってから慌ててやる人っています。

それと同じで、仕事に時間制限を取り込んでみましょう。

早く終わらせないとヤバい。という意識を持たせることで集中力を高めてくれます。

慣れてくると、緊張感が薄れてくる場合があるので、時計を用意して、時間制限付きで仕事をするのも悪くない手だと思います。

また、人間は慣れる生き物だから、集中力アップの方法が効かなくなることもあります。
そうならないようにするためにも、時折、仕事に緊張感を持たせる方法を使った方が良いでしょう。

仕事に集中する方法その8.ルーティーンを作る

仕事に集中するにはルーティーンを作るのも良い方法です。

ルーティーンというのは、調子の良いときの行動と同じ行動を繰り返すことで、必要な時に調子の良い状態に持っていきやすくする技法です。

この方法は、ハマると強力ですが、仕事をしている人にはやりにくいかもしれません。

何故ならルーティーンは反復の練習が不可欠だからです。
しかも、ルーティーンとして定着するまで、毎日続ける必要があります。

仕事をしている人には不向きな集中方法でしょう。
しかし、それを乗り越えルーティーン化すれば、集中力を発揮するのが楽になります。

仕事に集中する方法その9.仕事のやることリストを作る

仕事を始めようとして、集中できない場合、やることが明確化していないのが原因かもしれません。

目の前に仕事が積まれていたとしても、どこから手を出したら良いのか?
どの順番で仕事を片付けよう? 同僚に手伝ってもらった方が良いのか?

という感じに、無意識化であれこれ思考が渦巻き、どれから手を付けたら良いのか分からず手が止まってしまい、集中力を発揮するキッカケが失われてしまう場合があります。

そのような事態を避けるために、仕事の始める前、もしくは前日に、仕事のやることをリストアップしておきましょう。

席に着いたら、リストアップした順番に仕事を始めれば良いので、迷う心配がありません。
だから、迷わず目の前に仕事に集中できるというわけです。

仕事に集中する方法その10.α波を出す

脳がリラックスしているとき、集中しているとき、脳の中ではα波と呼ばれる脳波が出ています。

つまり、α波を意図的に出すことができれば集中しやすい状況になるというわけです。

では、α波はどのようにして出すことができるのか

自然界の音の中で一定のリズムを奏でる音を聞いていると、α波は出やすいと言われています。

つまり、川のせせらぎなどがα波を出すにはちょうど良いのです。

YouTubeなどで検索すれば、川のせせらぎの動画など、α波を提供している動画があります。

α波で集中できるか実践してみてください。

音が無い方が集中できるという方には逆効果になる可能性もあるのでご注意ください。

一気に集中する方法は何かないのか?

一気に集中する方法って何かないのか?

そんな疑問が浮かびました。

集中したくても集中できない。
集中するまでの過程が長くてイヤ。

そういう人もいると思います。

では、一気に集中する方法を考えてみたいと思います。

一気に集中する方法その1.意識を体の一部に集中させる

一気に集中する方法として、意識を集中する方法をお伝えします。

1.目を閉じる。
2.体の一部(胸や手、眉間など初めてなら手の指先とかが良い)に意識を集中する。

3.しばらく意識を集中させる。
4.血流の流れとか、気の流れとかを意識しながら一か所に意識を集中させる。

5.ある程度、意識を集中したら目を開いて集中を解く。

というようなやり方です。

注意力が散漫の状態で、これをやると意識が一つの方向に向きやすく、物事に集中しやすい状態になります。

ただしこの方法は、感覚的な部分を多く含んでいますので、難しく感じることもあります。
とくに、体に意識を巡らせるなんてやったことが無い人にとっては難しいと思います。

次に紹介する方法は、簡単なので、どちらかと言えば次のやり方をおすすめします。

一気に集中する方法その2.点を見つめる

白い紙をご用意ください。
そして、その白い紙の中心に黒い点を描いてください。

※黒い点のサイズは大きくても5mmくらいにしてください。

これで準備は完了です。

あとは、しばらく黒い点を見続けてください。

1~5分くらい見続けていると、意識が黒い点だけに向いていきます。

ある程度の集中力が発揮されたら、そのまま仕事に向かってください。

普段よりも集中力を得やすいはずです。

点を見すぎると、集中しすぎて疲れてしまうので、ご注意ください。

まとめ

仕事に集中できない原因と集中する方法を紹介してみました。

今回の話をまとめると、

疲労ややる気、注意力の散漫、煮詰まり状態など、様々な要因で集中力がそがれてしまいます。
それらを回避して、集中力が発揮できるように、身体には十分なケアをしてあげましょう。

仕事に対する集中力を上げるには、適度な休憩や適度な緊張感、場所などの環境の準備が必要です。
出来る限り自分が集中できる環境を整えてあげることが重要です。

α波を出すことが出来れば集中しやすい状態を作りやすいです。
YouTubeなどでα波の動画を聴きながら仕事をするのも良いでしょう。

デメリットは音楽を聴きながら仕事をするなと周囲から怒られる危険があることぐらいでしょう。

そのような怒られ方をしたら、キチンと説明して理解してもらいましょう。
理解してもらえないと、後日、また怒られることになるので気を付けてください。

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